新潮45でのLGBTの人に対する生産性発言で批判殺到している杉田水脈(すぎた みお)衆議院議員。
2018年7月18日に発売された新潮45に記載された記事が話題になったものですが、未だに杉田水脈議員に対する関心はとても高いです。
LGBTに対する発言というのは多くの人が知っているところですが、その全文を見たことがある人は少ないのではないでしょうか?意外な事実がありました。
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新潮45で批判殺到の杉田水脈
世間から批判殺到している杉田水脈議員ですが、何故ここまで大ごとになったのか。
事の発端は同じく日本の女性政治家である尾辻かな子さんのツイートでした。
杉田水脈衆議院議員が雑誌「新潮45」へ寄稿した記事に対して「全ての人は生きていてそのこと自体に価値がある」という旨の発言をしたのです。
これに対して杉田水脈議員もツイートに返信するかたちで反論。
「実際に雑誌を購入して全文を読んでから批判してください」という旨の発言をしています。
LGBTの人に対する生産性発言
皆さんニュースやネット上の情報でご存知の通り、問題になっているのは杉田水脈議員のこの発言です。
LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。
この発言が取り上げられるや否やネット上だけではなくテレビや新聞を始めとした各種メディアが杉田水脈議員に注目しました。
この発言自体は失言であることは言うまでもないでしょう。
ただし、これが杉田水脈議員の書いた記事の中の1フレーズであり、全体を通してみてみるとLGBTの人に対する差別感情とかそういったものがあるわけではないことも分かってきました。
LGBTに対する生産性発言の全文(リンク有り)
杉田水脈(すぎた みお)衆議院議員のLGBTに対する生産性発言が含まれた寄稿文の全文を読んだ人がどれだけいるでしょうか?
もしかしたら「LGBTには生産性がない」という一部分だけを聞いてなんてひどいことを言うやつだと思っている人も多いかもしれません。
失言は失言ですが、この寄稿文の全文を読んでみることには意味がある気がします。
さすがに全文をここに載せることはできないので冒頭の部分だけを紹介します。(最後にリンクあり)
この1年間で「LGBT」(L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー)がどれだけ報道されてきたのか。新聞検索で調べてみますと、朝日新聞が260件、読売新聞が159件、毎日新聞が300件、産経新聞が73件ありました(7月8日現在)。キーワード検索ですから、その全てがLGBTの詳しい報道ではないにしても、おおよその傾向が分かるではないでしょうか。
朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをません。発行部数から言ったら、朝日新聞の影響の大きさは否めないでしょう。
最近の報道の背後にうかがわれるのは、彼ら彼女らの権利を守ることに加えて、LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方です。
しかし、LGBTだからと言って、実際そんなに差別されているものでしょうか。もし自分の男友達がゲイだったり、女友達がレズビアンだったりしても、私自身は気にせず付き合えます。職場でも仕事さえできれば問題ありません。多くの人にとっても同じではないでしょうか。
引用元:http://blog.livedoor.jp/skeltia_vergber/archives/51543955.html
どうでしょうか?杉田水脈(すぎた みお)議員がLGBTの人たちを完全に軽蔑しているような内容ではなかったということが冒頭の文章からはうかがい知ることができますね。
杉田水脈議員が今後どうなっていくかは分かりませんが、政治家は少しの失言でも失脚してしまう可能性がありますから十分気を付けていきたいところですね。