山口で行方不明になっていた2歳の男児が発見されましたね!
行方不明の期間が長引くとどうしても最悪の事態を想像してしまいますが、今回は2日程度で見つかり本当に良かったです。
佐賀新聞LIVEというネット上の新聞報道では「成人男性と一緒」に見つかったとして誤解を招くような悪意のある見出しが出されたようですね。
Contents
山口の行方不明2歳児を発見
2018年8月12日から山口県周防大島町(すおうおおしまちょう)という場所で行方不明の事件が発生しました。
行方不明になったのは山口県防府市(ぼうふし)に住む藤本理稀(ふじもとよしき)ちゃんという2歳の男の子で、お母さんと一緒に実家に帰省中にこの事件は起こりました。
居なくなった経緯は、祖父と兄と遺書に海水浴へ出かけた直後に理稀(よしき)ちゃんだけが何故か引き返したことで発生。
海水浴場までは400メートルと近かったものの、幼い子供から目を話すとどれだけ危険なのかを思い知らされる出来事ですね...
このおじいちゃんは理稀ちゃんのお母さんから怒られたのかは分かりませんが、少なくとも自分を責めるなどしていたかもしれません。
人間なので誰しもが間違いを犯してしまうわけですが、夏休みシーズンは特に小さな子供から目を離さないようにしなければいけませんね。
捜索ボランティアの尾畠春夫さん
今回佐賀新聞LIVEによしきちゃん発見時は「成人男性と一緒」だったとして疑いの目がかけられてしまったのが捜索ボランティアの尾畠春夫(読み方:おばたはるお)さん。
多くの人が「なぜ最初から成人男性じゃなくて捜索ボランティアって書かないの?」と、悪意があるともとれるこのニュース見出しに不満を噴出!
これを書いた記者が誰だったのかは分かりませんが日本語の使い方には注意が必要ですね。
ところで、この捜索ボランティアの尾畠春夫さんは大分県出身。
そんなに遠いところからボランティアへ...と思ったらこの人凄い人だったんです!
尾畠春夫さんの凄いボランティア経歴!
尾畠春夫さんは大分県日出町出身。元建設作業員らしく現在76歳にもなるようです。
建設作業員時代に培った経験を活かしてか、現在は災害ボランティアのベテランとして活躍しておりテレビにも取り上げられるほど。
平成23年(2011年)に東日本大震災が発生した際には南三陸町という地域で500日間もの長さに渡ってボランティアに従事したらしいです。
見知らぬ素人ボランティアを束ねるリーダーとして存在感を示す災害時には本当に頼れる存在なんですね。
日本大震災と言えば、事件が起きた当時は関心が高くボランティアも大勢かけつけましたが、時間が経てば人の記憶は段々薄れていくもの。
そこで、尾畠春夫さんは手押し車を押して日本中を歩き回ることで東日本大震災のことを皆が忘れないようにとの活動を始めました。
日本一周ではなく本州一周とのことですが、お遍路さんの格好をして復興祈願のために歩いて旅をするなんて普通できませんよね。
ネット上では尾畠春夫さんに対して「聖人すぎる」という声が上がるほど。
きっと本人からしたら「いえいえ、私はそんな...できることをやっているだけ」という感じなのだと思います。
こういった活動には否定的な意見もあるのかもしれませんが、少なくとも世の中のためにとアクションを起こしているこの尾畠春夫さんを本当に尊敬します。