多くの人が感染していて、妊娠中の方が特に気になる寄生虫にトキソプラズマがあります。
妊婦に限らず一般人でもトキソプラズマの血液検査で陽性だと治療が必要なのか?
潜伏期間や症状などトキソプラズマについて理解を深めたいと思います。
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トキソプラズマの検査で陽性だと治療が必要?
寄生虫トキソプラズマの検査を行って陽性だと分かった場合には、妊婦さんであれば抗生物質が処方されてそれを飲み続けるということが多いようです。
では一般人はと言うと、よっぽど免疫力が衰えていたりしない限り何も治療はしないということが多いのだとか。
というかそもそも、一般人でトキソプラズマの検査を受ける人はまれなのではないかと思いますが^^;
いずれにせよ、検査を受けるほどの状態であれば、抗トキソプラズマ作用を持つ『アセチルスピラマイシン』という抗菌薬を処方されるようです。
妊婦さんであればこの薬で胎児への感染を6割程度に抑えられるそうですよ。
トキソプラズマの潜伏期間は?
ではトキソプラズマの潜伏期間はどれくらいかと言うと
5日から20日程度
トキソプラズマの感染するのは主に口から(経口感染)かと思われますが、感染するような行動があってから症状が出るまでの潜伏期間は早ければ5日ほどと言われていて幅があります。
トキソプラズマの症状は?
トキソプラズマの症状は、驚いたことに通常であれば
免疫系の機能が正常な人の大半では、トキソプラズマ症の症状はほとんどみられず、完全に治ります。
だそうです。症状が何も起きないなんて意外ですΣ(・□・;)
でも確かに、妊婦さんが感染している場合でも母体であるお母さんは特に感染していることにも気づかず胎児に感染させてしまうわけですからそういうものなんですね...
もちろん目に見える状態で症状が現れることもあるにはあるそうで、
一部の患者ではリンパ節の腫れ、発熱、漠然とした体調の悪さがみられ、のどの痛み、かすみ目や眼の痛みなどの症状が現れることもある
ということで、免疫力が衰えているような場合には風邪のような症状が出てしまうようですね。
これらの症状に思いっきり心当たりがあるんですが、私大丈夫でしょうか...
免疫力弱っているのかも^^;
重症の場合には以下のような症状を引き起こすこともあるようですので注意が必要かも。
筋力低下、言語障害、頭痛、錯乱、けいれん発作、昏睡
普段から免疫力を高めるような食生活・生活習慣を心掛けないとですね!