平野啓一郎さんの大人の恋愛小説『マチネの終わりに』
以前お笑い番組のアメトークで、小説家としても活躍するピースの又吉さんなどが紹介していた本ですが、福山雅治さんと石田ゆりこさん主演で映画化されるということもあり、かなり話題になっていますね♪
そんな人気作品『マチネの終わりに』は実話をもとにして描かれているのか?モデルはいるのか?について調べてみました^^
『マチネの終わりに』は実話?
まず、『マチネの終わりに』は
毎日新聞とnoteで連載されていた平野啓一郎の長編小説
です。
映画化されるほどの恋愛作品となれば「その物語は実話なの?」というのは誰しもが一度は気になるところ!
事実、マチネの終わりにをグーグルやYahoo!で検索すると「マチネの終わりに 実話」って出てきます ^^;
ちなみに、あらすじをよくご存じない方もいるかもしれないので、簡単にあらすじをご紹介しておきますね^^
(あらすじなんて勿論知っているよ!という方は読み飛ばしてください ^^;)
物語は、クラシックギタリストの蒔野と、海外の通信社に勤務する洋子の出会いから始まります。初めて出会った時から、強く惹かれ合っていた二人。しかし、洋子には婚約者がいました。やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまいます。互いへの愛を断ち切れぬまま、別々の道を歩む二人の運命が再び交わる日はくるのかー
中心的なテーマは恋愛ではあるものの、様々なテーマが複雑に絡み合い、蒔野と洋子を取り巻く出来事と、答えのでない問いに、連載時の読者は翻弄されっぱなし。ずっと”「ページをめくりたいけどめくりたくない、ずっとその世界に浸りきっていたい」小説”を考えてきた平野啓一郎が贈る、「40代をどう生きるか?」を読者に問いかける作品です。
さて、事実は小説よりも奇なりというぐらいですし、実際にあった話だとしても不思議ではないですよね。
そんなマチネの終わりにが実話かどうかですが、実は...
著者・作者である平野啓一郎さんがインタビューを受けている中で話している内容からは『マチネの終わりに』はあくまで小説であり、全てが実話ではないようです。
『マチネの終わりに』にはモデルになった人がいるの?
さて、実話ではないということは分かりましたが、ではモデルになった人はいるのでしょうか?
これまた平野啓一郎さんのインタビューからですが、
洋子にはモデルのような方もいる。
とか、
洋子はモデルがいるので書きやすかったです。もちろん、アレンジはしてあります。実際、ヨーロッパでは難民同士が結婚して生まれた子どもなど、複雑なルーツを持つ人は少なくない
と発言されています!
ですので、少なくとも洋子はモデルを元に書かれています!
全てが全て実話ではないものの、モデルになった人がいるなんて驚きですΣ(・□・;)
壮絶な人生だったんでしょうか...どんな人なんだろう...
ちなみに、これは当然といえば当然かもしれませんが、そのモデルになった人の詳細情報は一切語っていませんので詳しいことは分かりませんでした...