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アメリカはなぜパリ協定を離脱したのか?脱退の影響は?目標届く?

近年の夏の暑さや天候の異常を考えると、環境問題・地球温暖化への対策を真剣に考えなければマズイということが段々浸透してきていると思います。

そんな中、世界の全ての国が参加するパリ協定を唯一離脱したアメリカ

アメリカほどの大国が脱退したらどれほど大きな影響があるのか?目標には到達できるのでしょうか?

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アメリカはなぜパリ協定を離脱したのか?

そもそも、アメリカはなぜパリ協定から離脱を表明したのでしょうか?その理由を考えてみましょう。

アメリカのパリ協定離脱はトランプ大統領になってからのことですが、調べてみるとその構図が見えてきました。

選挙活動をしている時から既に「地球温暖化防止対策への税金投入はしない」旨の発言をしていたトランプ氏。

何でも、トランプ大統領の支援母体は石油石炭産業やエネルギー産業みたいなんです。

ただでさえ、アメリカ内部の雇用を増やす「アメリカ・ファースト」というポリシーで動いているトランプ大統領ですから、環境問題よりも雇用拡大へお金を使いたいと思っているのでしょうね。

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アメリカ脱退でパリ協定への影響は?

アメリカがパリ協定から脱退することで、少なからず影響は必ず発生するとは思いますが、その影響は一体どれくらいのものなのか?

これに関しては、アメリカ脱退によるパリ協定への影響を予測・評価する動きがありました。

小難しい話が沢山出てくるのですが一旦それらは置いておいて、結論としては「他国の目標達成への影響は限定的」という明るいニュースでした。

そうそう、アメリカ離脱の影響と言えば、中国のことを忘れていはいけません。

バラク・オバマ元アメリカ大統領が地球温暖化対策に積極的な姿勢を持っていたのに対して、アメリカが離脱したことで中国は自分たちの存在感をアピールすることに成功

「EUと中国はパリ協定を実施し、クリーンエネルギーへの世界的移行を加速させるため、力を合わせて邁進(まいしん)していく」

という声明が出るくらい、自らの地位を確固たるものにすることに成功しています。

アメリカ離脱でもパリ協定は目標に届く?

経済大国であり、世界でも二酸化炭素の排出量が2位と言われるアメリカ離脱によりパリ協定は目標達成が厳しくなっているのではないでしょうか?

これに関してはその通りではあるのでしょうが、意外な情報を発見しました。

アメリカはパリ協定を離脱してもCO2の削減量は変わらず減少するというのです。

どういうことかと言うと、アメリカでは

CO2排出量が少ないシェールガスの生産が増え、石炭からの切り替えが進んでいる

という事情があり、また、国とは別に州単位でCO2削減に取り組んでいるアメリカでは、今後も変わらずに二酸化炭素の排出量は減少していくと見られているそうなんです。

実際、トランプ大統領のパリ協定離脱にはアメリカ国内からも反対の声がかなり上がり、トランプ大統領の側近からアメリカを代表するような有名企業たちは離脱に反対だったらしい。

離脱したことは残念ではありましたが、恐らくオバマ大統領時代の目標の半減には届くと言われているようです。

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