2018年7月25日付の産経ニュースで面白い記事がありました^^
トキソプラズマという寄生虫に感染している人は起業志向が強い
え~!寄生虫と企業志向にどんな関係が?!Σ(・□・;)
Contents
寄生虫トキソプラズマとは?
寄生虫であるトキソプラズマとは一体何なのか?
ウィキペディアから引用
トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)は、アピコンプレックス門コクシジウム綱に属する寄生性原生生物の1種。幅2-3μm、長さ4-7μmの半月形の単細胞生物で、ヒトを含む幅広い恒温動物に寄生してトキソプラズマ症を引き起こす
これによると、この寄生虫に感染するとトキソプラズマ症というのが起きるようです。
トキソプラズマ症とは、トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)と呼ばれる原虫によって引き起こされる感染症の一種
驚いたことに、ほぼ全ての哺乳類・鳥類がトキソプラズマに感染する可能性があるらしいんです。
ということで、お肉を食べる行為は常にこの寄生虫の感染経路になり得るそう。特に日本では従来から豚肉が問題視されていたようですね。
お肉を生で食べる行為はもちろん、火の通りが不十分だったり、はたまた包丁やまな板などのキッチン用品からの感染もあり得るそうですよ。
寄生虫トキソプラズマは性格に影響?感染で起業志向に?
この寄生虫トキソプラズマについて、チェコの進化生物学者であるヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)という方がこんなことを言っています。
トキソプラズマは、脳を“コントロール”している
実はトキソプラズマの主な宿主は猫のようですが、猫からネズミへ移動しまた猫へ戻るということをするそうです。
その際に、ネズミの行動を変化させて猫につかまりやすくさせるということがあるらしいΣ(・□・;)
そんなトキソプラズマは火の通りが不十分な食肉や汚染された水などを通じて人類へもかなり感染しているそうですが、これまではあまり影響はないと思われていた模様。
でもここに来て、アメリカのコロラド大学のチームが人の性格・行動に影響を与えていることを発表しました。
寄生虫が人の性格に影響を与えるなんてちょっと本当かなという思いもあるのですが、これは大注目のニュースですよね。
その内容はと言うと、「感染者をリスクの高い行動に駆り立てている可能性」があるそうで、学生の唾液検査の結果、ビジネス系専攻の学生の割合が多かったんだとか。
それが「起業志向を持つ」と言われた原因のようですが、因果関係は証明できていないようですし、ちょっと説得力には欠けますね。
寄生虫トキソプラズマの感染率は?
起業志向についての話は置いておいたとしても、性格や行動に影響を与える可能性があるというのは怖い話。
そんな寄生虫トキソプラズマの感染率が気になるところですが、現在のところ
世界で推定20億人が感染している
と言われているようです。20億人って...多すぎやしませんか(;’∀’)
これを見る限りだと、感染率は相当高いってことになりますよね...
食肉の過熱不足以外にも、ネコのふんなどから感染することもあるらしく、ペットのネコのフンの処理などの世話をしている過程での接触などもあるらしいです。
食べ物やネコからの感染となるとこれだけ感染率が高いのも納得ですね。
ちなみに予防するためのワクチンはないそうですΣ(・□・;)
人間に感染した場合、交通事故や過度の飲酒などの問題を起こすことも多いと言われているこのトキソプラズマ症の今後のニュースから目が離せません。