昨日8月7日、秋篠宮家の眞子さまの婚約者である小室圭が遂にアメリカへ向けて日本を旅立ちました。
眞子さまとの結婚を3年以上延期することになる今回の渡米には色々な理由があると思いますが、私が特に気になったのは米国弁護士資格試験のこと。
アメリカの司法試験の難易度や弁護士資格の日本での使い道などを調べてみました。
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小室圭がアメリカに留学
今回小室圭さんがアメリカへ旅立った理由は、ニューヨークのフォーダム大学ロースクールへ入学するためです。
小室圭がアメリカに留学するのは今回が初めてではなく、ICU(国際基督教大学)時代にもアメリカ留学の経験があります。
ロースクールは日本でいう法科大学院に相当するもので、こちらで3年間法律を学び米国の弁護士資格を取得するのが目的とのこと。
日本人が米国の弁護士資格なんて取れるのかと疑問に思う人も多いかと思いますが、小室圭は中学・高校とインターナショナルスクールに通っていたので英語の実力はバッチリです。
社会人になってからも、一橋大学の大学院で関連科目を学んでいるので周到に準備を進めていたあたりしっかり者ですね。
米国司法試験の難易度
さて、ここで気になるのは米国司法試験がどれくらい難しいのか、その難易度ですね。
日本では司法試験と言えば合格者2%を切る最難関資格試験として有名でした。
一方で、米国の司法試験の難易度は州によって異なるのですが多いところでは70%もの合格率があるそうです。
やはり訴訟大国のアメリカですので、日本と比べて弁護士の数も多く、試験の難易度も少し低いようです。
とは言ってもこれはアメリカ人の話。外国人がこの試験に合格するのは大変な努力が必要なことは言うまでもありませんね。
日本人がアメリカで司法試験を受けるには以下の条件が必要となります。
日本人が米国司法試験(Bar Exam)に挑戦する場合、原則として
①日本の法学部あるいは法科大学院で学位を取得し、
②ABA(American Bar Assosiation : 全米法曹協会)認定のロースクールのLL.M.コースを修了して司法試験の受験資格を取得して、司法試験に臨むのが一般的です
(カリフォルニア州では、日本の弁護士資格があればLL.M.コースを経ずに受験することができます)。
引用元 : https://www.itojuku.co.jp/shiken/llm/about/ryugaku.html
LL.M.コースというのはMarter of Lawsという修士課程のことで、日本で法学の学士(4年生大学卒業)を取得した人が受ける9ヶ月~1年程度のコースのことを言うようです。
米国弁護士資格は日本で使える?
今回の小室圭さんの留学も含め、なぜ日本じゃなくて米国の弁護士資格なの?というところは疑問に思いますよね。
そもそも法律は医療やITなどのように世界共通で同じ内容というものではなく、国によって法律の内容が異なりますから、どこでも通用する資格ではありません。
当然アメリカで弁護士資格を取れたとしても日本では弁護士として独立開業などできません。
ただし、近年ではグローバル化が進んだことで企業における国際的な法務案件が増えているそうなので昔に比べてかなり重宝される存在らしいです。
小室圭の場合には英語が堪能ということで、下手に日本で弁護士になるよりも米国弁護士として希少価値を付けて日本へ戻ったほうが存在価値が増すのかもしれませんね。