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株式で「毎月配当」がある株は存在する？
結論、日本株や米国株の中で、単独で毎月配当を出す「個別株」はほとんど存在しません。
ただし、複数の銘柄を組み合わせることで、毎月どこかの銘柄から配当を受け取る「毎月配当ポートフォリオ」を作ることは可能です。
また、投資信託やREIT（不動産投資信託）には「毎月分配型」の商品も存在し、毎月の収入を得たい投資家にとって有力な選択肢となります。
1. 日本株の配当頻度の実情
日本の上場企業の多くは、年1回または年2回（中間・期末）の配当を実施しています。
しかし、決算月の異なる複数の高配当株を組み合わせることで、1年を通して毎月配当を得られる仕組みを作ることは可能です。
2. 毎月配当を受け取る方法（日本株の場合）
たとえば、異なる月に権利確定日がある12銘柄を保有すれば、毎月どこかの企業から配当金が入るようになります。
- 月によって配当金額は変動しますが、
- 保有比率や投資金額を調整することで、毎月の受取額を均等に近づけることも可能です。
3. 米国株の特徴
米国株では、年4回（四半期ごと）配当を出す企業が多くあります。
また、配当月の異なる複数の米国株を組み合わせることで、月ごとの受取を実現する「毎月配当戦略」も現実的です。
4. 毎月分配型の投資信託やREIT
投資信託やREIT（不動産投資信託）には、毎月分配型と呼ばれる商品が存在します。
- 毎月一定額の分配金を受け取れる
- 比較的安定した収入を得たい人に適している
- ただし、分配金の一部が元本払戻し（特別分配金）となることもあるため、実質的な利益には注意が必要
まとめ
日本株・米国株ともに、単体で毎月配当が出る個別株はほぼ存在しません。
しかし、配当タイミングの異なる複数の銘柄を組み合わせることで、実質的な「毎月配当」を受け取ることは可能です。
また、毎月分配型の投資信託やREITを活用すれば、より手軽に毎月の収入を確保する方法もあります。
最終的には、利回り・配当金額・課税制度（NISA活用など）も含めて、自分の目的に合ったポートフォリオ設計が重要です。
