今では使用量がずいぶんと減っているらしい手形という制度。
約束手形や為替手形などが昔は企業の決済方法としてかなり使われていましたが最近では内容をよく知らない人も多いですね。
そんな手形の決済日・支払日は変更できるか?という疑問についてお答えします!
手形の決済日・支払日は変更できる
結論から言って、手形の決済日・支払日は変更できます。
一般的に手形ジャンプとか手形の書換え(てがたのかきかえ)と言われます。
この2つの言葉は同義(同じ意味)で、手形の決済日までに当座預金に十分なお金を用意できていない場合にその手形の満期日(決済日・支払日)を変更・訂正・修正することを指します。
その変更の方法には2種類あります。
一つは古い手形を返還してもらい、満期日を延期した新しい手形を振り出す方法。
もう一つは、既存の手形を変更する方法で、支払日を二重線で訂正し、その訂正個所(二重線上)に「手形振出人欄に押印した印鑑」を押印して訂正します。
ウェブサイトによっては前者の方法のみを手形ジャンプと呼ぶと解説しているところもあります。
いずれにせよ、手形の決済日・支払日は変更することができます。